差込印刷のデータソースにおけるVLOOKUP関数の使用

差込印刷のデータソースにVLOOKUP関数を使うとちょっと困る

Wordの差込印刷は気が利く

たとえば、Excel

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こんな表を作っておいて、差込印刷のデータソースに指定しておく。

Wordの方では

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こんなふうに差し込みフィールドを設定しておく。

んで、差し込んだ結果を見ると、

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こんなふうに、データの存在しないところはちゃんとツメてくれる。改段落すらなかったことにしてくれる。

気が利くじゃないか、Word!!!!!!!!!

差し込みデータソースでVLOOKUP関数を使う

今度は、データソース用の表を

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こんなふうにする。

たとえば、B列以降のセルに

=IFERROR(VLOOKUP($A2,Sheet2!$A$1:$H$4,COLUMN(Sheet1!B$1),FALSE),"")

こんな数式を入れておいて、A列の値に応じてB列以降の値を返そうという算段。

VLOOKUP関数の返り値なので、空白だったところには「0」が返っている。

すると、差込印刷の結果は、

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こんな悲しいものになる。なんてこった。

フィールド コードで対応する

対応策をggってみたところ、ヒットしたのが見出しの方法。

差し込みフィールドの場所を右クリックして、

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「フィールド コードの表示/非表示」をクリック。

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たとえばこのようにフィールド コードを書き換える。

「{」、「}」は、

直接入力するんじゃなくて、[Ctrl]+[F9]

なので注意。あと、

[Ctrl]+[F9]を押すときは、半角モードにしておく

のも忘れずに。私は初めてフィールド コードをいじくろうとしたとき、コレでしばらくハマりましたんでw

こうしておくと、差し込み結果は

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こんなふうになる。

困ったことに、改段落をなかったことにはしてくれない。

さてどうするか。続きは次回

コチラもどうぞ!

akashi-keirin.hatenablog.com

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