割り当てたショートカットキーを忘れないようにする
割り当てたショートカットキーを忘れないようにする
これはタイトルに偽りありかも知れない。
よく使うマクロを使いやすくする
クイック アクセス ツール バーを使う
たとえば、前回
紹介した〝選択箇所に傍点を施すマクロ〟のような、〝ちょっと便利なマクロ〟は、サクッと気軽に使いたい。
そのための一つの方法が
クイック アクセス ツール バーに登録する
というものだろう。
これはかつて書いたことがあるので、
コチラをどうぞ。
これで、ワンクリックで機能を呼び出すことができる。
便利!
ショートカットキーを割り当てる
しかし、いちいちクイック アクセス ツール バーをクリックしに行くのがめんどくさい、ということもあるかもしれない。
そんなときは、ショートカットキーを割り当てたらよい。
やり方は、
コチラをどうぞ。
これはこれで実に快適。
ショートカットキー割り当ての問題点
しかし、困ったことが一つ。
どのショートカットキーを割り当てたか、忘れるのである。
これは困った。
〝ショートカットキーを忘れる〟問題への対応
そこで、ナイスなアイディアを思いついた。
忘れるなら、思い出させれば良いのである。
名付けて、
マリー・アントワネット作戦
である!
リスト1
Public Sub AddEmphasisMain() Static hasShown As Boolean Call AddEmphasisMark If Not hasShown Then Debug.Print "ショートカット キーは、[Ctrl]+[Alt]+[@]や。" hasShown = True End If End Sub Public Sub AddEmphasisMark( _ Optional ByVal EmphasisMarkType As WdEmphasisMark = wdEmphasisMarkOverComma) Dim rng As Range Set rng = Selection.Range rng.EmphasisMark = EmphasisMarkType End Sub
ショートカットキーを忘れたら、一度クイック アクセス ツール バーから実行し、イミディエイトを見れば良いのである!
そして、Static
変数でイミディエイトへの出力の有無を切り替えているので、以後実行するごとにイミディエイトにメッセージがたまっていく、ということもない。
おわりに
まさに、天才的アイディアである!
(「羊頭狗肉」だと?! うるせえ、黙ってろ!)